ブランコに今日は切符の要るらしく手に手に葉っぱ持つ子ら並ぶ
~歌集「風に飛ばした」より
これはもう30年ほど前のこどもたちの様子です。
自分たちでブランコを何かの乗り物に見立て、「乗り物だったら切符がいるよ」と誰かが気づいたのでしょう。「じゃあ、葉っぱを切符にすれば」と誰かが提案したのですね。「じゃあ、乗りたい人は並んで、並んで」と乗客を整する人、順番に並んでブランコに乗る人と役割分担が決まっていきました。
『仲間とイメージを共有し、自分たちでルールを作って遊べる』
いいなぁ~。こどもたちはこうやって人との関わり方を学んでいくのですね。ルールを守らない子がいると遊びはおもしろくない、我がままばかり言う子がいると遊びは楽しくない。