8月の避難訓練のテーマは、「もしも保育園に不審者が侵入したら」です。
子どもたちにとっては(もちろん保育士にとっても、ですが)恐怖心を強くしてしまうテーマなので、大きいクラスのお友だちには最初にスライドをつかってお話をしました。
もしも、保育園に悪い人が入ってきたらどうする?と子どもたちに尋ねると、
「逃げる!」と答えるお友だちが多かったです。
では、どこに?どうやって?逃げるのかな?とお話を進めていきました。
保育園の生活の中では、保育室、園庭、無量院、お寺といろいろなところで活動をします。ですから、いつも同じところに逃げればい良いわけではないですね。
まずは、先生の合図をしっかり聞くことや指さす方向を見ることを伝えました。
「いかのおすし」のお約束も学びました。
さて、さっそく訓練です。
今回は、保育室にいた場合を想定しました。玄関から離れたお部屋にみんなで「ロックダウン」します。静かに、静かに。
大きいクラスのお友だちは、「どうしてこういう行動をしないといけないのか」を理解して取り組んでいてよかったです。
みんな、上手に訓練ができました。
「不審者から身を守る」ということを子どもたちに教えないといけないのは、とても悲しいなぁ、と教材を準備しながら思いました。でも、「自分の命は自分で守る」訓練はやはり大事です。
7月に保育士研修会で、防犯訓練を受講してきました。今回の訓練もこの研修の知見をもとに実施しています。また、各階に「内鍵のかかる部屋」を確保するよう、改修も行う予定です。
玄関の施錠などで、おうちの方にもご不便をおかけすることがあると思いますが、子どもたちの安全を第一に考えた対策ですのでご協力お願いします!